2013年9月11日水曜日

32:湾岸MIDNIGHT

北海道から本州へ戻っても天気は相変わらずで、心残りだった青森・秋田を回った後は高速で帰ってきてしまいました。


秋田を出た時点でなんかこう、ぐっと来ちゃいました。
しかしそんな感動に水を指す出来事が。

計画ではギリギリ持ちこたえるはずだったタイヤがなくなってしまいました。


何とか名古屋まで帰り、ナンカンという台湾メーカーのタイヤを取り寄せたかったのです。
国産と比べかなり安い上に評判も上々とのことなので、試さないわけにはいきません。

しかしここから1000キロも走ることはできなさそうだったので、仙台でタイヤ交換を決意。
しかしなんと、ナンカンの在庫があるじゃないですか!

これは幸運です、高いタイヤを買わなくて済みました。前後で2万切ります。国産の半額ですね。

タイヤ交換が終わった時点で午後6時。日は沈んでいます。
となりの漫画喫茶に泊まれば良いのになぜか走る。思えばこの旅で夜間走行は初めてです。

なんかこう、楽しいですね。夜は。バイク乗りは夜間走行を嫌うそうなのですが、夜の高速を淡々と走る、いかにも「これから遠くに行きます」って感じが好きなんです。

いきりたって写真も撮っちゃいました。もうちょっと「謎の黒バイクが佇む」的な写真にしたかったのですが、僕の技量では出来ませんでした。


結局福島まで走って某所の無料休憩所に宿泊。翌日は東京の元同僚達と飲み会です。
行きつけだった居酒屋にてなんと誕生日まで祝ってもらいました!


飾りを外す前に撮るべきでしたねw
ちなみに年をとったのは秋田県です。

東京には二泊し、日中はなんとなくふらふらして、夜中に出発。
気分は既に帰ってきたぞ!って感じですが、まだです、まだ終わっていません。
東京でも観光をしようじゃありませんか。

まずはゲートブリッジ。


東京に住んでるときにいけなかった場所その1。
カメラを固定してゆっくり取りたかったのですが、カップルだらけでそそくさと退散。

次はイタリア街。汐留ですね。


ちょっと来るのが遅すぎました。建物の明かりが全て消えてイタリア感がありません。暗闇の中スマホではこれが限界。速すぎると人が多すぎるという難易度高めの撮影ポイントです。

行きたかった場所を回り満足して高速の入り口へ向かう途中に東京タワーも通りました。
午前1時を回っているのにライトアップされています。工事でした。これもラッキー。


白色のライトで照らされる東京タワーは割とレアかもしれません。
人通りもなく、ゆっくり撮影できました。

これにて全ての工程を終了です!
首都高に乗り夜景を楽しみながら帰宅です!

走行距離12334km、73日に渡る旅も終了です。
無事故・無検挙でトラブルもなく終えることが出来ました。

実に、実にいい旅でした。毎日が夢のようで、たくさんの出会いや感動・刺激に満たされ、あらゆる苦労すらも楽しい、そんな旅でした。

思いが燻っている方は、今すぐ旅立ちましょう。今はまだと言っているとずっとそういう機会はめぐってこない気がします。
若ければ仕事や時間、老いれば体力と、問題は常に付きまといます。同じような旅行をしている方々はそれらを自ら排していましたよ!


今後はベストショットや道具の紹介、このツーリングで学んだ事を紹介して行きます。
長期のツーリングに出かける人の参考になれば幸いです。

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